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新年のご挨拶

[2016.01.05]

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

H.28年頭挨拶

『年頭にあたって』
国東安岐町に三浦梅園資料館がある。
そこに10分の映画が3本あるのでみなさんに見て戴きたい。
この大分に「自然界の役割」と「人の役割」を
今から300年前の時代から訴えていた人がいる
その方が三浦梅園だ。

自然の力(天境)を活かし、人の知恵(人境)を入れて、
もっとこころ豊かなものを、
創造していく。
ここに共存共栄の原点があると私は思っている。

しかし、私たちは、便利なものを追及して、壊れないものを造り続け今日にきてしまった。

私も圃場整備が得意で良い田を造るんだと、設計の楽しさ、施工の楽しさを味わってきた。
護岸工事も災害にならないようにと、コンクリートをガンガン打ってきた。
これにより、大きく田園風景は変わり、さまざまな生き物の姿も消えていった。

正直、これで良かったのだろうかと土木を引退していく一人として考えるようになった。
どうすべきだったんだろうと。
その答えはなかなか分からないとしても、
一つ参考になる実例もある。

自然の流れをせき止めていた大きなダムも土を流すような仕組みのダムがもあるそうだ。
そして、ゲリラ豪雨に対して、ダムの本体に大きな穴を開けて、
絶えず水を流して、集中豪雨のときだけ、自然と水が貯まり、それ以外は、
水は溜らないダムも何個か日本にあると聞いた。
また、護岸工事も水路から自然の川に戻す試みがあっちこっちで試されている。

土木も大きく変わっていく転機に来た気がする。
自然の恵みを、恵から敵にしたとき、私たちはさまざまなしっぺ返しを受けるような気がする。
そうならないように、土木で働いている人たちが、声を出し、
再度、自然の恵みの有難味を勉強して、次世代土木・循環型土木に名乗りを上げたい。
「おんせん県大分」で有名になったが、「国東循環型土木」を現場で働く私たちが考え、
今している現場から、少しでも自然の恵みをもらい受け、
そこに人間の知恵を入れて、心和む土木をさぐっていきたい。
やりがいある土木こそ、わたしたちの到達点と考える。
三浦梅園の残した遺産(思考)を今の世で再現したい。
出水の鶴も、自然界の恵みで生きている。
私たちは、こころある智慧が使える。

株式会社 コイシ
小原文男


1/1、大分建設新聞に掲載した『大分県人としての土木』を
年始の挨拶とさせて戴きます。
ぜひご覧ください。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
コイシ

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