本年もよろしくお願い致します

[2018.01.15]

平成30年。
コイシも設立30周年を迎えます。
これもひとえに、皆様のご支援とご指導の賜物と
こころより感謝しております。

今後ともご支援・ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

コイシ

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第63回コイシ塾レポート『世界の潮流は “自然再生事業”/21世紀のコイシへ』

[2017.12.22]

今回のコイシ塾は2名の講師の方をお呼びし、
北九州事務所(AIMビル)で開催致しました。

作家・アウトドアライターの天野礼子様。
日本総合研究所 主席研究員の藻谷浩介様。

天野様とのひょんな出会いから始まり
さらに天野様から藻谷様を紹介戴き今回のコイシ塾となりました。

11/28 コイシ塾の様子① 11/28 コイシ塾の様子②

講演会Ⅰ『世界の潮流は “自然再生事業” 』   天野礼子様

天野様のこれまでの活動を通じて、感じ体験してきたことなので
重みのあるお話でした。
これまでに作られてきた公共物(ダム、護岸・・・)の
その後に様々な問題・課題が出てきており
今後はそこを考え、解決していくことが大切で
それが“自然再生事業”で、海外の事例などを
ご紹介いただきながらお話戴きました。
耳の痛い話ですが、問題点を正直に認め
解決していく方法を土木の力で・・・と
気持ちを新たにした時間でした。

講演Ⅱ『21世紀のコイシへ』 藻谷浩介様
「里山資本主義」など様々な著作で知られる
藻谷様の講演ということで皆、緊張気味でしたが
フランクな語りで一気になごみました。
今後を見据え考えるうえで、
「人口」が大きなポイントになるとお話戴き、
北九州市・国東市を例に統計データを用いながら
わかりやすくクイズ形式で教えてくださいました。

11/28 コイシ塾の様子③

今回のコイシ塾での
お二人の話に共通するのは『循環』だと感じました。
天野様は「自然」、藻谷様は「人」。
どちらも自然の流れが崩れているのを、
危惧しお互いに協力しながら活躍されているようです。

コイシも土木の未来を見据え
「自然と共に歩む」を日々学びながら
邁進したいと思います。

コイシ塾の動画はこちらからご覧ください。

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未来土木⑤

[2017.02.27]

2.07、「未来土木~人と自然とやりがいの共存を目指して~」、
本日は、(公財)北九州産業学術推進機構 専務理事:松岡 俊和 様による、
『サステイナブルな地域づくり』と題したお話について、ご紹介をさせていただきます。

これまで環境分野に携わり、北九州で環境を取り戻すため、強い意志を持って
進まれてきた松岡様より、環境の視点からお話をいただきたく、
今回、松岡様にご講演をお願いさせていただきました。

松岡様① 松岡様②

≪松岡様より≫
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

私は、これまでずっと環境分野に携わってきました。
田端様より土木に対するイメージのお話がありましたが、
私が土木に抱く印象は、「土木はかわいそう」というものです。

それは、国土交通省出身で、これまで国土づくりに携わってきた人が、
「道路が整備されると、市民の方々にとってはその整備された状態が
当たり前になる。」そう言っていた言葉が、耳に残っているからです。

また、最近は集中豪雨による河川氾濫がしばしば生じますが、
河川改修を行っていなければ河川が氾濫して甚大な被害が生じただろうことに関し、
担当者が、「そのことを褒められたりすることはない。当たり前のことだ。」
そう言っていた言葉もまた、私の中に残っています。

みんなの当たり前の日常を支え、縁の下の力持ちとなっている土木。
一方で、これまで私が携わってきた環境は、とても脚光を浴びています。

その反動もあるのか、市役所の中でも、
土木の人たちは、「支えているのは土木」と、
やたらと群れる傾向にある気がします。
正直なところ、土木のイメージがあまりよいとはいえません。

今、私は土木の悪口を言いましたが、環境分野も同じです。
私は、「北限のサル」という逸話を持っています。
環境庁に出向していた際、アセスメント業務を担当していました。
様々な開発事業があり、これらの事業に対して各局の意見交換を行っていた際、
「青森県の開発はダメだ。そこはサルが生息する北限だから。」
そう言われたことがありました。

その話に、私も当初納得していましたが、よくよく考えると、
そこがどういった意味を持ち、どういった場所なのかということを理解
した上での反対ならよいのですが、「北限のサルだから。」、
その固定概念で開発できないというのは、おかしいと思い至るようになりました。

この「北限のサル」の話は、土木と環境との間のいびつな図式を
生み出してきたものと同じだと、私は思っています。
お互いがお互いをしっかりと理解し、融合した上で社会をつくっていく。
今、それが必要なのではないでしょうか。
その点、環境は、土木に比べその切り替えが、一歩先に進んでいると感じています。

北九州は、公害問題を克服してきましたが、
問題は解決したと、そこで終わりにするのではなく、
今、同様の問題で困っているアジアの国々に、解決のための技術や人材、
ノウハウを伝えていこうと、世界に打って出ているところです。

北九州は、「北九州エコタウン事業」という、日本最大のエコタウン事業を
行っています。これは、ごみ産業を本当の産業にしていこうと取り組んで
きた事業であり、今、世界最先端の取り組みとして、
多くの方々が見学に来てくださっています。

今こそ、「エコタウン事業」や「循環型社会」と言われていますが、
この事業に取り組み始めた時に私が言われていたのが、「売国奴」という言葉です。
「北九州にごみを集めて、北九州をごみの町にするのか。」そう言われ続けました。
この事業は、現在も、まだ道半ばではありますが、
循環型社会の一歩を踏み出すチャレンジをしているところです。

環境の自慢をしてきましたが、
翻ってみると、北九州が工業地帯となり栄えてきた歴史には、
土木による埋め立てと、埋め立て地の上に工場の建設、そして、
水源の確保。こういった、バックグラウンドがあります。

私の転機となったのが、北九州市の「環境モデル都市」認定です。
北九州市は、産業基盤を活かした低炭素社会、そして、高齢者や
子どもたちが住みやすい少子高齢化に対応した社会として、
認定をされました。

私は、これまで、環境に携わってきた1人として、自負心がありました。
そのため、この時、「環境モデル都市」の青写真を描こうとした際に、
それを描くことができない自分自身に、大きくショックを受けました。
1つ1つの対策は描けても、まちとして、地域として、どういった社会を
つくっていきたいのか、全体的な俯瞰デザインを描くことができませんでした。

では、なぜ北九州市が「環境モデル都市」に選ばれたのか。
それは、この時に土木に携わる人、建築に携わる人、様々な分野の方々で、
「環境のまちづくりとはどういうことなのか。」ということを議論し、
それを基に絵を描いていったからです。
環境の人間だけでは、この事業はできませんでした。

北九州が「環境モデル都市」として目指すまちの姿の1つ、
みんなが暮らしやすい、利便性を確保したまちづくり、
「コンパクト・シティ」の創出は、まさに土木の世界だと思います。
どういう風にまちづくりの中に、暮らしやすさや利便性といったものを
織り込んでいくのか、これは環境の専門家ができる部分ではなく、
土木のベースがあるからこそできることです。

また、低炭素技術や方策を総合的に取り入れて、ゼロ・カーボンを
目指した住宅街区の創出には、エネルギー、公共交通、タウンマネジメント、
エコ住宅等、様々な要素があります。
土木の世界、そして、環境の世界といった縦割りの世界ではなく、
知恵を出し合い、考えを共有しながらやっていかないといけない。
その重要性を改めて考えさせられます。

まだまだ、北九州の中にも、土木優先、そして、環境優先といった
色合いが残っているのも事実です。
しかし、縄張りなどない、ボーダレスの時代です。
社会が最適になるように、それぞれの分野が力を合わせていくことこそが、
発展していくための流れなのではないでしょうか。

土木も環境もひとりよがりにならず、
様々な分野の中に、ボーダレスにどんどんと入り込んでいく。

土木には、まだまだ伸びしろがたくさんあると思います。
今、まさに土木の出番です。
狭い世界に閉じこもらず、土木には、社会をつくるメインプレーヤーとして、
環境と一緒に進んでいけたらと思っています。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

青い空・青い海を取り戻してきた北九州の歩みは、
土木が自然のしくみを取り戻していく歩みに向けた大きなヒントとなるとともに、
松岡様のストレートなお話は、土木と環境とが手を取り合って、
新たな一歩を踏み出す、その重要性を改めて感じたお話だったと思います。

松岡様、ありがとうございました。

(公財)北九州産業学術推進機構

★4月より、北九州産業学術推進機構に北九州研究開発事務所開設します★

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未来土木①
未来土木②
未来土木③
未来土木④
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「未来土木」①

[2017.02.14]

2.07に行った、「未来土木~人と自然とやりがいの共存を目指して~」
少しずつではありますが、これから、この場で、
当日の内容やこぼれ話などをご紹介させていただければと思います。

本日はまず第一弾。
国東市市長:三河 明史 様のご挨拶をご紹介させていただきます。

国東市三河市長

≪三河市長より≫
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
本日の講演会は、「未来土木」というテーマのもとに、
様々な分野の方々が集い、大変ユニークな講演会だと思います。

ここ国東は、雨の少ない温暖な気候という特徴から、
みかん・梨といった多くの農作物に恵まれるとともに、
たこ・太刀魚、椎茸といった、海の幸・山の幸が豊富な土地柄となっています。

2013年には、循環型の農業が伝統的に形成されてきたことから、
「世界農業遺産」に認定されるとともに、2016年には、
「バイオマス産業都市」に認定され、
これまで以上に、循環型のまちを目指そうとしています。

こうした、自然豊かな国東にて、
自然と土木技術とがどう折り合いをつけていくのか、
学び・話し合いを行うことができることは大変有意義なことだと思います。

2018年、国東では六郷満山開山1300周年を、
2019年には、ラグビーワールドカップ、
2020年では、東京オリンピックが開催されます。
海外からの観光客の増加が予想されますが、
関東・関西だけではない、大分そして国東の魅力を
内外に発信いただければと思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

今回の「未来土木」を国東市にて開催するにあたり、
たくさんの国東市の方々に、ご協力をいただき、大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。

「国東に足を運んでいただいた来場者の方に、
国東のことをもっと知ってもらいたい!」
そうした思いから、国東半島のリーフレットをお配りさせていただけないか、
国東市の観光課の方にお話をさせていただきましたところ、
快く、下記の国東半島マップと、国東市のマスコットキャラクター:さ吉くんの
缶バッチもご提供いただきました。

国東半島マップ

さ吉くん
※ さ吉くんは、国東半島に太古の昔より住む男の子(たぶん)の妖精(推定1000歳)です。

弊社も大分空港より車で3分程の位置に、
「コイシ3D開発国東営業所」があります。
国東出身メンバーも多くおり、「人と人との温かいつながり」が、
国東の魅力と口をそろえます。

国東の皆様に大変お世話になり、国東の方々の温かさを感じた2.07でした。
本当にありがとうございました。


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未来土木②
未来土木③
未来土木④
未来土木⑤
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2.07『未来土木~人と自然とやりがいの共存を目指して~』

[2017.01.23]

2月7日に大分県国東市アストくにさき(国東市役所隣)で
『未来土木~人と自然とやりがいの共存を目指して~』と
題して講演会を開催致します。

土木の未来について多彩な講演者様をお呼びし
よりよい土木の世界となるように、土木に携わる方、
土木が好きな方、土木に興味がある方・ない方も
みなさまで九州のみらい土木について考えていけたらと想っております。
皆様、是非ご参加ください。
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会場 くにさき総合文化センター(アストくにさき、国東市役所隣)
開場 11:00
開演 13:00~17:00
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挨拶  三河明史 国東市長

第一部 【生き様として】
     浜田晃氏   三浦梅園資料館 館長
     田代民治氏 鹿島建設副社長

第二部 【女性から見た土木の世界】
     田端慶子氏 九州びいき著者 クリエーター

第三部 【異業種からみた土木】
     穴井博文氏 大分大学医学部心臓血管外科 
     松岡俊和氏 北九州産業学術推進機構 専務理事

第四部 【i-Construction】
     藤島 崇氏 日本建設機械化協会 施工技術総合研究所

挨拶  小原文男 (株)コイシ


未来土木 未来土木案内② 207ポスター2

【主催者より 御礼】

国東にお越しいただき、みなさまありがとうございました。
国東三河市長、ご協力ありがとうございました。

何故、会場を国東にしたのか、みなさんは疑問視されたと思いますが、
【第一部】
三浦梅園の映画を観られて、浜田様のお話を聴かれて、
納得していただけたと思っています。
何かこころに届いて戴けたらありがたいです。

田代様、東京よりお越しいただき本当にありがとうございました。
私も、田代様に負けないように、土木を良くしていきたいと思っています。

【第二部】
田端様、「九州びいき」を読んで私は衝撃でした。
貴女みたいな人がいると、
九州は少しずつでもこころが穏やかになっていく気がしています。

【第三部】
穴井先生、まだ、一度しかお会いしたことないですが、
なんか、やってくれそうな気を感じてしまいました。
どんな話をしてくれるか楽しみです。

松岡様は、同年代ということで、勝手に親近感を抱いてしまい、
役所にこんな方がいるんだと、土木で働く私たちに勇気を頂けるのではと思いました。

【第四部】
藤島様、国交省が進められているi-conこれは、
九州から見たら黒船と同じかも知れません。
これに、立ち向かっていかないといけないので、
九州以外の話が聴けたらと思っています。

【挨拶】

コイシ代表として、もうまもなく、土木を去っていく人間として、
少しでも土木が良くなっていくには、
今の国交省、県土木、市町村の土木だけでなく、
自然の仕組みを知っている方々の望む土木が生まれていくと、
日本国土を造っていく新たな、未来土木になっていくと思っています。
環境省に取り組んでもらいたい土木
文科省に取り組んでいただきたい土木
そして、国交省の土木

日本全国の国土創りは、360度視点で考えていく必要があると思っています。
そして、その行動が地方創生の土台になっていき、
地場建設業に若い、夢ある人たちが集まって、
活気あるやりがいある未来の建設業になっていくと信じています。
今日のこの会「 2.07未来土木 ~人と自然とやりがいの共存を目指して~ 」が
考えるきっかけになり、国をも動かすものになっていくことを念じ、
挨拶とさせていただきます。

平成29年2月7日           

                            株式会社 コイシ
                            代表取締役 小原文男


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