平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(技術部門)受賞
[2007.04.28]
平成19年4月17日、東京の虎ノ門パストラルにて「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の表彰式が行われた。
科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な業績を挙げた研究者・技術者に与えられる。また、その目的は表彰することで研究開発の意欲を向上させ、国の技術水準の向上を図ることである。
今回、コイシは「土木工事測量施工支援システム技術の開発」の業績により平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(技術部門)を受賞した。六年間、地道に取り組んできた成果が認められ、うれしい。土木工事がさらに効率的になるよう、改良を重ねていきたい。
道路などの土木工事は、設計図面などの二次元データを基に施工しているが、全体像の把握が難しく、途中のミスも工事終了まで分からないことが多い。コイシが開発したシステムでは、図面などの設計情報を三次元データ化し、施工段階で計測した実測データを重ね合わせて表示することで、誤差が瞬時に計算できる。品質管理の確実性を高め、ミスを減らすことで、無駄な造り直しや粗悪工事の減少につながる。
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