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平成24年度第2回産学官建設技術交流会にて講演

[2012.12.21]

この度、平成24年度12月20日(木)15:00~18:00
福岡県博多区博多駅前某ホテルにて、
「平成24年度第2回産学官建設技術交流会」が開催されました。
「技術の変遷とこれから」をテーマに講演の機会を頂き
弊社代表 小原が、「測量技術の変遷とこれから」について、お話をさせて頂きました。
今回は、このような機会を頂き大変ありがとうございました。

【産学官建設技術交流会】とは
九州における産業界、大学等、及び行政の関係者が集い、情報交換、意見交換、
建設分野における新技術の開発、活用、
普及の推進や産学官で共有する技術課題の克服等に
寄与することを目的とした会です。

当日の内容は、
産学官建設技術交流会会長(九州大学理事・副学長)落合様 ご挨拶 に始まり
3者の講演、質疑が行われ 約150名近い方々が来場されていました。

技術交流会1
会場全体

報告内容
①測量技術の変遷とこれから・・・株)コイシ 小原文男
②地盤調査の効率化・高度化への取り組み 物理探査の活動例 ・・・
 九州地質調査業教会 (応用地質(株))
③建設重機の排ガス規制・・・日本機械土工協会九州支部 コマツ・キャタピラー・日立

最後は、産学官建設技術交流会副会長(九州地方整備局企画部長)塚原様より
閉会のご挨拶。会社からは、12名で参加させて頂き
産:企業の方々が比較的多く、官:九州地方整備局、福岡市、学は、九州大学、東京理科大学から
先生方と一緒に、学生さんたちも参加していました。
東京理科大学さんとは、共に開発をしており今回実験を含めて、ご参加頂きました。
ありがとうございました。

講演内容は、自己紹介からこれまでの取り組み(大分県土木技術者勉強会の開催)から
ものづくり(丁張マン、PDA丁張マン、転圧管理、丁張りレス)、3Dの活用、
3DCAD活用における奥様方への指導・連携など、未来の土木、技術について、
取組み姿勢をお話しさせて頂きました。

技術交流会2

技術交流会3
㈱コイシ「測量技術の変遷とこれから」

その後会場では、嬉しい事に、学生たちからの質疑をきっかけに、
数多くの意見が交換されるなど
大いに盛り上がり、懇親会でも様々な方々と情報交換をさせて頂きました。

今後の未来に、これからの取り組みを生かせるよう努め精進したいと思います。
名刺交換をさせて頂いた皆様、後日ご挨拶をさせて頂きたいと思います。
その際は、よろしくお願い致します。

貴重なお時間をありがとうございました。

代表より
国交省さんからの講演依頼と言われたとき、嘘!
と思いましたが、正直、嬉しかったのは事実です。
タイトルは、「測量技術の変遷とこれから」でしたが、
コイシが考えている土木とか、コイシの視点を伝えたい気持ちになり、
講演をお受けしました。

感謝
株式会社コイシ

テーマ:建設業 - ジャンル:ビジネス

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ワークライフバランスの推進に向けた先進企業視察

[2012.12.03]

ワークライフバランスの推進に向けた先進企業視察
■11月28日(水)~11月30日(木)

■視察先企業:
1)株式会社 堀場製作所 様
…京都府京都市南区に本社を置く分析・計測機器の企業様です。
 設立以来、分析・計測機器の総合メーカーとして、
 多彩な製品を世界各国に送り出されています。
 社是の「おもしろおかしく」も大変有名です。
 以前、弊社代表の熱い要望により、コイシ塾で講演頂いたこともありました。

堀場製作所様にて


2)オムロン 株式会社 様
…京都市下京区に本社を置く、私達には健康器具で良く
 知られている企業様です。
 社名はかつて立石電機株式会社時代に本社があった住所の
 通称「御室」(おむろ)から付けられたそうです。
 健康器具の印象が強いですが、自動改札機、ATMなど
 世の中にない製品を創りだすベンチャー精神溢れる企業様です。

オムロン様


■昨年度から2年間に渡り、大分県経営者協会様主催の
「ワークライフバランス検討会議」の委員をさせて頂きました。
最初は私で役に立てるものがあるのかと尻込みしていましたが、
中小企業の抱える問題、働く女性として何かお役に立てるのならと
お引き受けしました。
そのご縁で、今回の視察にもお声掛け頂きました。

株式会社堀場製作所様は、コイシ塾で講演頂いたこともあり、
大変ユニークで素晴らしい会社であることは承知していましたが、
ワークワーフバランスに関する具体的お話も大変興味深い
ものでした。

チャレンジ精神は大いに認め、やりたいということを否定しない、
チャンスの機会は誰にでも与えられるという所が文化としてありました。
「投資側面と福利厚生の分別」という所ははっきり意識されており、
会社に貢献する人材であるのかどうか、大変厳しい目で見ておられる
印象でした。

採用の際は社是を共有できるかを確認する為、面接は最低でも
2回は行われるとのことです。
中途採用者枠もあるそうですが、定着率は30%程だそうです。
その厳しさの中で働かれる社員皆さん、すれ違う際には必ず
挨拶して下さいます。
訪問の際、30分近く早く到着してしまったのですが、素早く
応対頂き、帰る際も最後までバスを見送って下さいました。

会社が大きくなっても、社是が社内で共有でき、素晴らしい
社員教育をされている企業様でした。


翌日はオムロン株式会社様を訪問しました。
社内に託児所があると伺っており、弊社も"お母様"方に働いて
頂ける会社を目指していることもあり、大変楽しみに
して伺いました。

最初に会社の歴史を紹介したフロアをご案内頂きました。
健康器具というイメージが強かったのですが、今世の中に
普通になった器械(ATM、自動改札機等)を創られていて、
大変びっくりしました。
創業者・立石善雄様の「機械にできることは機械に任せ、
人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」の言葉は、
働く意味をもう一度見直させて下さる言葉でした。

オムロン様にて


託児所もあるとお聞きしたので女性社員が多いのかと思いましたが、
女性比率20%程とのお話でした。
"女性が考える活躍"と"上司、男性が考える活躍"にギャップが
あるのではないかというお話は、今まで改めて考えたことも
ない部分でしたが、頷けるものでした。

ワークライフバランスと聞くと、子供を持つ女性対象という
イメージがまだ大きいですが、そうではなく、個々それぞれに
存在するものだと思います。
有名企業でも同じ悩みを持ち、解決してこられた結果が
今だと思いますので、弊社も一つ一つ解決していければと思います。

2社様共に、創業者の方の想い(理念)が隅々にまで行渡っている
印象でした。
京都には有名な企業が沢山あり、それはなぜかとの質問に
「古い物を大事にしながら、新しいものを取り入れることが上手でもある。」との
お話が出ました。京都という風土から自然に身に付けられた部分も
あるのかもしれません。

3日間、視察だけではなく、少し観光もさせて頂きました。
紅葉には遅い時期かと思っていましたが、この世のものとは思えないくらい
綺麗な紅葉を見ることができました。
散ったもみじは赤い絨毯のようで、どこを見ても写真が撮りたくなり、
観光客気分も味わわせて頂きました。

もみじの絨毯


今回は経営者の方々とご一緒でしたので、最初は緊張ばかりでしたが、
お聞きするお話はどれも貴重で、夢のような3日間でした。
お声掛け頂いたことに深く感謝致します。

弊社はまだ未熟な所ばかりですが、いつか、企業視察に来て頂けるような、
そんな会社になっていければと思います。

最後に、忙しい中気持ち良く送り出して頂いた会社にも
改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。





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