第58回コイシ塾レポート『これからの河川はどうあるべきか』
[2015.06.01]
3か月ぶりのコイシ塾。58回目を迎えました。
今回は、東京理科大学理工学部 土木工学科 教授
二瓶泰雄先生に講演をお願いしました。
題 『これからの河川はどうあるべきか』
まずは、先生が行っている流量観測に関するお話。
流量を観測する目的は、河川計画の立案や洪水予報等の
河川管理の基本の情報になるため。
観測方法は浮子観測や先生が開発したADCP観測など色々あるようですが
新しい技術をなかなか認めない国との関係の難しさなど
興味深いお話でした。
また、最近よく話題になる漂流ゴミの問題にも取り組んでいるそうで
GPSフロートをゴミに見立てて河川からの海域への軌跡を追跡調査を行っているそうです。
その他にも、堤防の崩れ方などを実験動画で紹介してくれるなど
我々にもわかりやすく理解しやすかったです。
これから【循環型土木】山ー河川ー海を考えていくうえで、
非常に貴重な講演でした、ありがとうございました。
詳しい研究内容は下記リンク先にてご覧いただけます。
東京理科大学 理工学部 土木工学科 水理研究室
今回も、WebEXを使って五ヶ山や東京理科大など各地を繋ぎました。
映像・音声共にクリアでスムーズでした。
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