コイシレポート 2月号 2019【i-Construction大賞 優秀賞 受賞 編】
[2019.02.19]
『i-Construction大賞 優秀賞 受賞』コイシレポート2月号.pdf
去る平成31年1月21日(月)に国土交通省にてi-Construction大賞授与式が執り行われ、
弊社はi-Construction推進コンソーシアム取組部門において
優秀賞を受賞いたしました。
受賞した内容は『UAVによる除草工事の出来形管理について』
福岡県嘉麻市にある(株)上瀧組様よりご相談があり、
「除草工事で毎回出来形を手測りするのだが、どうにか短縮できないだろうか…」
と声を掛けて頂いたのがきっかけとなり、ドローンを使用して除草エリアの
面積算出に挑戦しました。
■データ作成までの流れ
エリアを選んでUAVにて撮影し、取得した点群データから三次元現況モデルを作成。
また、GPSにて地形の変化点を計測し、法肩・法面・小段・法尻とエリア分けを行い、
それぞれの斜面積を算出しました。
そして上記の数値と従来方法(巻尺計測による三斜求積)による数値を比較したところ、
差異が1%未満という結果が出ました。
現在、国の推進により多くの企業がi-Constructionに取り組んでいます。
また、ドローンが広く普及し、ドローンを使用したレーザー測量や
写真測量を元にした、
3次元計測データが以前よりも身近な物になってきました。
ドローンによる空撮は土量や現地の確認を主として用いられてきましたが、面積の算出という実績は中々ありません。
コイシはこれからも様々な試みに挑戦し続け、お客様により良い、わかりやすいものを提供していきたいと思っています。
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SHITOI (七島藺(シチトウイ)編につづく
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