35周年記念 コイシ塾 中村桂子様
[2023.02.16]
このたび、35周年記念コイシ塾を
JT生命誌研究館 名誉館長 中村桂子様をお招きし開催いたしました。
2021年5月8日に北九州市で開催した「第3回未来土木」で
講演いただいた後も、様々な場面で新たな視点を戴いておりましたが
今回、福岡市科学館様でワークショップ(参加型セミナー)
「生きているってどういうこと?」を行うことから、
弊社にもお越しになりませんかとお誘いしたところ
快諾いただき今回のコイシ塾となりました。
講演では「生きものとしての土木」をテーマにお話しいただきました。
生きものの中の「私」たちと捉え、物事をみていくと
新たな見え方がおぼろげながら見えてきた気がします。
例として
自然(生命体)的なものは=成る・為る... 進化・展開(Evolution)/発生・展開(Development)
人工(機械) 的なものは =つくる... 進歩・開発
「私たち人間は、生きものであり自然の一部である」
生命誌絵巻の上に人がいるのではなく、中にいるのだという意識が薄らいでいるのかもしれません。
ただ、私たち人間は
・創造する力//分かち合う心//世代を超えた助け合い
と他の生きものにはないものを持っているそうです。
「愛づる」心を失わず、生きものの一員として
未来を仲間と共に考えていきたいと思います。
中村先生、大分県までお越しいただいたこと
貴重なお話を聞けたことに感謝いたします。
本当にありがとうございました。
https://youtu.be/2TNWEdk9inw
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